わが家では1度、とっても臆病でとっても攻撃的なハムちゃんをお迎えしたことがあります。
今回はその子がわが家に来て懐くまで、どのようなことに気をつけたのか?懐くまでにどのくらいかかったのか?紹介していこうと思います!
ハムちゃんとの出会い
その子は他のハムスターより2~3ヶ月くらい年上で小さな虫かごの中に1匹寂しそうにポツンと入っていました。
(ハムスターは縄張り意識が強いので1匹だから寂しい、他の子と一緒に暮らしたいというのはないです。笑)
その子を見た瞬間に先代のハムちゃんに似てる!と感じ、狭すぎる虫かごから出して、この子を守ってあげたい!と思ったことからお迎えすることにしました🐹
名前はココちゃんです♪
人間を警戒していてずっとこちらを監視(睨んでいる)ような感じで、ペットショップの方が触ろうとするとものすごいスピードで逃げたり、飛びついたり、威嚇してくるようなとっても臆病で攻撃的なハムちゃんでした。
懐くまでに気をつけたこと
ココちゃんを迎えてから最初の1週間は触らず、最低限のお世話をするだけにしました。
そして以下のようなことにも気をつけました。
ケージを広くする
最初はココちゃんを小さめのケージに入れていました。
しかしココちゃんは少しでも自分のテリトリーに敵が侵入してくると飛びついて攻撃してくるので、狭いケージだとエサを変える度に侵入がバレてしまったり、飛びついてきます。
自分も噛みつかれるのは嫌だし、ココちゃんにとってもストレスになると感じ、すぐに広めのケージ(衣装ケース)に引越しました。
広めケージにしてからは噛まれる被害も飛びついてくる確率も少なくなりました。
ハムスターはケージが広いとその分歩き回ることができて、運動にもなりストレス発散にもなります。
ちょっかいをかけない
すごく警戒していたので気づくといつもこっちをじっと見ていました。
ずっとこっちを見ているのが面白くてついつい触りたくなってしまいますが、その時に触ったり人間がずっと近くにいると怖がらせてしまう可能性があるので、気になっても触らず遠くから見守るようにしていました。
この時鼻を指でツンってしたり、息を吹きかけるなんて行為はストレスになるのでしてはいけません!
無理に触らない
無理に触ろうとしても怖がって逃げます。
怖がらせてしまったら「やっぱり敵なんだ!」と認識されてしまい仲良くはなれません。
掃除などでどうしてもどいてもらわないといけない時以外は無理には触りません。
噛まれても動じない
よくエサを変える時に飛びつかれて噛まれることがありましたが「敵じゃないですよ」「敵じゃないので仕返ししないですよ」という気持ちが伝わるように、痛くても動じないようにしました。
噛まれた時に振りほどこうとはたいてしまったり、びっくりして手を動かしてしまうとハムスターが余計に怖がってしまったり、手をはたいて飛ばされた衝撃でケガをしてしまうかもしれません。
ハムスターに噛まれるとアレルギーによりアナフィラキシーショックが起きる可能性があります。
わたしは大丈夫でしたが、噛まれるのが心配な場合は軍手を付けて飼育しましょう!
エサやおやつを与える時に名前を呼ぶ
食べることが大好きだったので、エサやおやつをあげる時に名前を呼んであげていました。
ハムスターは耳がいいので飼い主の声を覚えます。
名前を呼ぶことでこの声はエサや美味しいおやつをくれる人の声!と覚えてもらえるように意識しました!
驚かせない
ハムスターは目が良くないので背後からいきなり触られると驚いてしまいます。
臆病なココちゃんは特に普段からビクビクしているので、ケージの中に手を入れる時は指をしっかり見せてゆっくり近づくように気をつけました。
普段のお世話をしっかりと
どうしても威嚇されると心が折れたり、飛びつかれたり噛まれたら痛いし怖いと思ってしまいます。
だからといって水の交換や掃除をサボったりお世話を適当にやってしまうと、ハムスターの住む環境が悪くなり病気になったり、ストレスになってしまいます。
飛びつかれて怖いけどしっかりエサも水も交換するし、掃除も他のハムスターと同じようにしました。
懐くまでにかかった期間
こうしているうちに徐々に噛み付いてくることは減り(飛びつくのはやめないw)
おやつも手渡しできるように✨
いつも隠れて寝ていたココちゃんが野良寝する姿まで激写!
そして最終的にココちゃんが懐くまでに約半年かかりました。
やっぱり他のハムスターよりは懐くまでに時間がかかりますが、懐いてからは自分から手に乗ってくるまでになり、時々間違えて飛びついてきますがその姿もとても可愛いです。
懐いてからは噛まれることはほとんどなくなりました!
まとめ
どんなに臆病な子でもしっかり懐きます!
懐いてくれるととても嬉しいし可愛いです♪
噛み付いたり、威嚇してくるのは臆病で人間が怖いからです。
他の子より懐くまでに時間はかかりますが、しっかり環境を整えストレスを取り除いてあげたり、驚かせたり怖がらせたりしなければ「この人は敵じゃない」と認めてくれます。
最近はペットを簡単に飼う人が増え、簡単に捨てる人も多いです。
中にはココちゃんのように臆病で攻撃的な子もいて、飼ってみたけど懐かないから捨てる人もいるかもしれません。
すぐに懐かないからと簡単に諦めないでください。
生き物を飼育するのは大変です。
それをわかって迎えたはずなのですから、最後まで責任を持って可愛がってあげてくださいね。
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